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奥会津の年増里山

  • yutakashi-gel
  • 2016年8月3日
  • 読了時間: 1分

只見町で活躍中の鈴木和次郎さんとは、林野庁の入庁が同期でした。いわゆる腐れ縁というやつでしょうが、それでも一緒に山をめぐると楽しいものです。

7月25日只見町公認自然ガイドの研修に同行させてもらい、人為の程度が天然林に与える影響を教えてもらいました。

このごろは里人から見放されてすっかり年増になった里山ばかりですが、林相は様々です。

同じ里山でも、標高の低いところは撹乱が激しくコナラ、ミズナラが多いのに対して、標高が高くなると撹乱が少なくなってブナやトチなどの割合が多くなります。

写真は、倒れ掛かったミズメがちょうどブナの又で支えられて、生きながらえているものです。ブナにとっては、自分より太いミズメを助けるいわれはないのですが、いったいこの関係はいつまで続くのでしょうか。

森林を歩くと、日々新しい発見があるものです。

 
 
 

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森の自由人

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